少年たちが選んだ明日

体力のない暇人が書く単発もの 記録用

長年ケ〜ポ沼に住んでた私がジャニーズにFly Hi した話

 

 

【2021.03.27】

以前投稿した、HiHi Jetsの沼落ちブログ。

文章が長い割に内容が薄いような気がしたし、二部構成だったので書き直すことにした。

 

 

 

このブログを書こうと思い立った理由はふたつある。ひとつは自分が沼落ち当時の気持ちをいつでも思い出せるようにするため。もうひとつは、HiHi Jetsを好きになった経緯の一例として知ってもらうため。もしこの記事を読んでいて、友達にHiHi Jets布教したいんだよな〜って思っている人がいたら、非ジャニオタがHi担になるまでの流れという点で参考になればなと思う。

 

 

 

まず初めに、私 へばらぎ という人物がどんなオタクでどんなタイプのアイドルが好きなのか。

 

私は生まれてからずっとKPOPを聴いて育ってきた。ばりばりのけ〜ぽオタク。

けれども、ジャニーズとの関わりは全くないわけではなかった。母は学生のころスマオタだったためSMAPという存在は割と身近にあったし、自分ではあまり覚えていないが、私が小一、二年あたりには嵐さんが好きだった。(母談) 多分好きと言っても推しではなく、テレビに映るかっこよくて面白いお兄さん として見ていたんだと思う。よって私の中で嵐さんは歴代の推しとしてはノーカン。小学校・中学校・高校と、仲の良い友達は変わっていくものだが揃いも揃ってジャニオタという環境で過ごしてきたこともあり、各グループフルネームや代表曲が分かる程度の知識はあった。これが私の、ジャニオタになる前までのジャニーズとの関わり。*1

 

歴代の推しは #可愛い #末っ子 #弟系アイドル というキーワードが大体当てはまる。*2

と同時にダンスやパフォーマンスを見ることが好きで、普段はわちゃわちゃ可愛いのにステージ上では魅せるグループ が私が推す上で重要なポイントだ。だからこそハイレベルな技術や美声を持つKPOPグループは、私にとって一生かけて推していくコンテンツだと思ってた。

 

なのに!!!

 

落ちてしまったんだ........作間龍斗の沼に......

 

 

 

 

 

私がジャニーズJrの存在を知ったのは圧倒的に高校の友人の存在がデカい。

友人とはオタ友として仲良くなったわけではなくクラスが一緒で意気投合したからよく遊ぶようになった。

その友人がある日突然スト担になったのだ。私にとってまだ他ジャンルだったのでとにかく熱烈な布教を受けた。メンバーを覚えさせられ、スノストMステをリアタイ実況し、ジュニアチャンネルも勧められ.............

ここで静かに感じる波、

もしかしてジャニーズJrっておもしろいんじゃね???

が、ソロソロと襲ってくる。

 

ちなみにJr担になる前から見ていたストTubeの中で特に好きだったのがこちら

 

 

布教する際、非ジャニオタには一体どういう動画がハマるのか。これは割と永遠のテーマだと思っているので、この動画のどこが好きだったのかを記しておきたい。

たった7分弱なので、他担が見るにも程よい長さ。それなのに次から次へとカマされるボケにはゲラゲラ笑ったし、ボケ ツッコミの語尾が移ってしまう所に仲の良さを感じた。*3イタズラの主犯は別にいる*4所も、キャラ分けとしてよくできたグループだなと。

布教したいグループに対して自分から掘り下げるほどの興味が相手にない場合は、寝る前に見て笑えるような内容と尺であることがいいかなと、個人的に思う。自分は、友人からストの話をほ〜〜〜んと聞いていた時期にこの動画に出会い自ら調べるようになった。

 

 

スノストMステを拝見したことにより、「少年たち」とやらを摂取したくなった私は友人に、つい、うっかり、ポロッと、「少年たち、みたいかも」とLINEを送ってしまい、あれよあれよという間に実演付きの少年たちの映画チケット片手に、映画館にいたのである。それがジャニーズというトンチキ世界を知る第一歩だった。日取りセッティングしてくれた友人、ありがとう。

SixTONESの名前や顔こそ覚えているものの、パッとスクリーンを見ただけでは判別は出来ないレベルでジャニーズJr界隈で言うところの数3 国産インド映画を摂取したので、この時はもちろんHiHi Jetsの印象などほぼ残っておらず.......*5

 

この時点で私は 日本のグループで好きなのはSixTONESかな という状態だ。ストは私のジャニーズへのハードルをとっぱらってくれたがあくまでまだまだKPOPが好きだし推してた。あとは、ジャニーズが好きだと言うことに少し抵抗があった。

失礼ながらジャニーズというのは実力主義というよりはそれぞれの個性や特技、独自性を求められるという印象があり、あくまで高い技術を追い求める私の推しポリシーに反していたのだ。

 

 

 

 

 

 

Q.ではどのタイミングでHiHi Jetsを認識したのか???

 

 

 

 

 

A.だぁ〜くねすどらごん

 

 

 

 

友人から曲が天才すぎると言われ半ば無理やり見せられた、おなじみだぁ〜くねすどらごん。

その圧倒的アピール力に魅せられた。

 

事前に知らされていた情報として、

猪狩蒼弥という名前の強いラップ担当がいる。

井上瑞稀が在籍している。*6

..............以上!

 

 

そもそもが自己紹介ラップだから字幕をつければ粗方キャラは掴めるのが良いと思ったし、なによりキチンとラップになっている 韻を踏んでいることに感動した記憶がある。語感が心地いい。このリリックを自分と同い年の猪狩蒼弥が書いたと聞いた時は目ん玉が飛び出てそのまま帰ってこなくなるかと思った。

 

 

_____________________

そしてここからは自己分析になる。長いと感じる場合は省略可。

 

普段から韓国語の歌を聞いていた私は、歌詞の意味をじっくり噛み締めるよりかは歌詞の語感やトラックとの相性を重視するタイプだ。

とにかく音にハマっているか、声質と合っているかを気にする。

だからこそだぁ〜どらが刺さった。

例えば声質と歌詞がマッチしているかという点。

以下の分析は完全な個人的意見だということを前置きとして、

猪狩は声質自体はクリアだと思っていて、喉を鳴らしてラップをしてもスっと入ってくる。

その声がgやjのような勢いの強い子音の発音とよく合う。

最初の煽りパートは特に濁点のつく音が多く、テンポ感が生まれて聴いていて楽しくなる。

作間が歌うパートではnやmの子音が来る言葉が多い。

普段の口調から分かるように舌足らずに話す作間は上記の子音を歌うことで歌詞がより丸く、可愛い印象になる。

橋本のようなフワフワした重低音は息と声を同時に出すようなhの子音やaの母音がピッタリのように思う。

HiHi Jetsのれる美声 の時点で耳が溶ける。

帝王ぶりなら完成系 というフレーズの最後のトーンを上にはね上げることで、疑問のように聞こえて橋本の良さが出てる。少しおどけた感じ。

井上は持ち前の美声と がなる声をミックスさせて歌う。

セリフガチャではイケボ 美声ver.で言うのに対して自身が歌うパートではがなることが多い印象。

例えば、"至福の一言 まずストライク" というフレーズでは、最初の部分のトーンが高く、終わるにつれて下がっていくこともあり、"至福の一言" までは通常トーンで "まずストライク" では喉を鳴らすように歌う。

髙橋のパートでは"きっちり分ける好きと嫌い、〇 "、"調子は常々最高潮、〇 "の様にフレーズごとの間に休符が多い。髙橋特有の語尾をぶん投げるラップの歌い方が良く生かされる構成だと思う。休符がある事で言葉を投げたあとの余韻が残る。

 

破裂音が定期的に発音される感じ、アクセントがリズム良く繰り返される感じがとても好きだった。そもそも出来上がっている洋楽をサンプリングしたことも好きだなぁと思った理由の一つかもしれない。

思い返せばだぁ〜くねすどらごんはKPOPをずーっと聞いてきたが故の沼曲だったことがいまになって分かる。

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 イケイケなお兄さんが深めのイケボな煽りが響いたと思ったら、日本ドルには珍しいハイトーンラッパーが出てきて、まん丸の子は鋭く笑って耳に手を当てる仕草をするもんだから心を掴まれた。

顔の濃い子は綺麗な顔立ちで口をうにゅ〜ってさせてて、直感的に「この子がセンター*7でビジュアル王なんだな」と思った。

最後に出てきた三白眼くんは流行りの塩顔 モデル顔で、スラッとして静かな印象。*8

 

もっともっと知っていくにつれて魅力はそれだけでは収まりきらないことを知ったが、強い第一印象を植え付けるには強すぎるほどのコンテンツだった。

 



 

 

 

 

そして来たる7/7。
私にとって7月7日は七夕じゃなくて おいシャンの日。あまりにストの動画見すぎて、いよいよYouTubeのおすすめ欄においシャンが。
それが忘れもしない7月7日。(日)

輝度いっぱいのキラキラが突如スマホ画面を覆った。曲を聴いてワクワクした時は心拍数が上がるのが分かる。私はその現象をこの曲で体感した。とっても可愛い赤と青の王子様みたいな衣装で、期待しちゃうなプリーズビッグウェーブ なんて。しかも小指をたててハートを作りながら。

もともと可愛い弟系グループが大好きな私はもうノックアウト。

 

 

 


そしてその日はあの いなさく が生まれた日。

 

 

 

 

みんなからよしよしされながらも口移しでイナゴを食べさせられるという衝撃映像。

そのあと激辛カレーを食べ、目をウルッとさせながらバムケロのキャラクターの様に目をまん丸にさせた最年少が愛おしすぎて言葉にならず、ジュニアチャンネルを見て初めて叫んだ。

つまり私の自己紹介は いなさく出の作間担 で完結する。

 

おいシャンからのいなさく案件があまりに尊すぎて虚無になった私は、LINEで友人にまるで家出をする時の置き手紙のような文を送った。

 

やばい

夏色の恋beat*9

探さないでください...

*10

 

 


翌日から『作間龍斗』でネットサーフィンをする日々が始まった。

 

へばらぎの気持ちのメーターはHiHi Jets側がぐんぐん上昇。それでもやっぱりKPOPからジャニーズに移行することを決めきれずにいた。ここまできてもまだ推す決意をしないとは、いよいよ往生際が悪いようにさえ思えてくる...笑 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしラッキーなことに、数日後には怒涛のテレビ出演が決まっていた。

 

 

(7/6 ミュージックデイ)

7/19 Mステ①

7/13 音楽の日 

8/2 Mステ②

8/25 24時間テレビ

 

日本のアイドルってこんなにリアタイできる露出あるんだ......嬉しい!これは見なければ!

 

 

 

 


驚いたのは音楽の日
ばちばちにローラー滑りながらしなやかにアクロバットする姿。初めて触れるローラー×ダンスの技術の高さ。ドアップになった時のビジュの良さ。若さからくる儚さ。
そしてなんといっても心臓破りの坂をローラーで一気にかけ登っていく姿。

 

 

 


これは、推すわ

 

 

 


後になって光GENJIのSTARLIGHTも好きなんだなと感じた。
少年にしか味わえない切ない気持ちとマイナーな音の流れがピッタリあってるように思う。

そんな曲のサビで一生懸命坂登られたら、そんなん好きじゃないか!!!!

 

でも何が1番好きかって、

 

 

f:id:hebaragi0526:20190919224020p:image*11

 

この構図!!!!

『そう これから』って歌詞とメンバー5人が1列になってスタートするこの構図!カメラワーク!5人のポーズ!最高か?!?!

 

 

 

 

 


作間が指を指したこの瞬間、KぽグルよりもHiHi Jetsのほうが気持ちを超えた。こんな安っぽい言葉を使いたくは無いが、"ヤバい"と思った。HiHi Jetsは私の「ジャニーズは推しとしては見れない」という、今思えば超くだらない偏見をぶっ壊した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HiHi Jetsを推しにしよう、担当にしようと決めてからが本当に早かった。
夏休みに入ると

どうやったら彼らに会えるのかを調べ
ひたすらにHiTubeをみて
ひたすらにJrのオリ曲聴いて
ひたすらに関係の深いJrの名前まで覚えて....

 

ジャニーズデビュー組のメンバーや曲なんかは多少知っていたが、ジャニオタになるなんて未知の世界だったので「少クラ」とは何かを学ぶところから始まった。
本当に本当に、2019の夏はジャニーズJrに捧げたと言っても過言ではない。

 

 

こうしてジャニオタ HiHi Jetsの作間担 としてのへばらぎが出来上がったのだ。

 

 

 



 

ジャニーズJrのYouTube進出や増加するメディア露出、事務所が配信ライブを行うという試み。最初はきっと反対派の方も多かったことだろう。
けれども多分、私は、そのおかげで、新しい世界へと足を踏み入れることになったのだ。感謝しかない。

友人が進めてくれたストつべから始まり、Jrだけの映画、ジュニアチャンネルにupされているパフォ動画、初めて見た配信8.8。そしてJrメインで枠を頂けた音楽番組。

いくつものきっかけが重なって私は今Jr担として生きている。(動詞デカ)

 

 

 

 

 

 

 

 


____________

 


そんなこんなで私がジャニーズ沼にハマってしまった訳だけれど、まだまだ経験がないことだらけなのでSafariへの旅は終わりそうにない...笑

 


ちなみに、できるだけ時系列順にのせたつもりだけれど、ハマってからの供給量がハンパじゃなかったので記憶が曖昧だったり前後しているところもあるかと。ご了承ください。

 

 

 

 

 

こんな拙い文章が、誰かの参考になるものや楽しい時間を提供するものでありますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは〜٩(*´︶`*)۶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:改めて文字に起こしてみると何故幼少期からジャニーズにハマらなかったのかという程、環境がジャニオタ。

*2:担当と呼べるまで好きだったのはSHINee テミン、SEVENTEEN ウジ

*3:心配なのよ、ジェシー

ミスしすぎなのよ、樹が

ボケすぎなのよ、みんなが のくだり。4:57あたり。

*4:主に松村北斗

*5:少年たちの感想は趣旨とズレるので割愛

*6:瑞稀だけはRの法則で知ってた。なんで橋本涼と髙橋優斗は覚えていなかったのか、、、

*7:最近でこそセンターという扱いが主流になってきているが、ROTでセンターとして紹介された時は一定数のオタクの間で"???"という空気が流れた。だぁ〜どら撮影時や私がハマった19夏にはまだセンターという扱いでなく解釈違いだったとしてもその辺は許していただきたい。

*8:後に発作間を知ることになるとはこの時は思いもしない

*9:当時この動画の字幕は正規歌詞の"恋人"ではなく"恋beat"と記載されていた。多分ミス。

*10:機種変したのでデータが飛んだ上、その当時のLINEのスクショを1時間探し回りましたが残っておらず.....ニュアンスだけでお伝えしております

*11:画質を下げてお送りしております。一応番組のキャプ画なので